形容詞と副詞の違い

勉強tips

英文の理解において特に理解しておかなければいけない品詞は形容詞と副詞です。

形容詞と副詞は修飾語(M)に分類されます。

修飾語(M)=形容詞or副詞

修飾語ということは何かを補足的に説明するという機能を持ちます。
何に対して補足をするかという点で形容詞と副詞が区別されます。

形容詞—名詞を修飾
副詞——名詞以外の全て(形・副・動・文そのもの 等)を修飾

以下の具体例を必ず確認しましょう。
それほど単純な話ではないということがわかると思います。

形容詞の例

■「big(大きい)」

a big ball(大きいボール)

形容詞の「big」は「ball」という名詞を修飾しています。

■「tall(高い)」

a tall boy(背の高い男の子)

形容詞の「tall」は「boy」という名詞を修飾しています。

■関係代名詞

the woman who entered the room(その部屋に入った女性)

「who entered the room」は関係代名詞(who)がつくる意味のかたまりです。このかたまりは「the woman」という名詞を修飾していますよね。なので「who entered the room」は形容詞的な機能があるといえます。

さらに、「who entered the room」はSとVを含む意味のかたまりなので節です。

従って「who entered the room」は「the woman」という名詞を修飾するSVを含む意味のかたまりということから形容詞節であることがわかります。

副詞の例

■「very(とても)」

very big(とても大きい)

副詞の「very」は「big」という形容詞を修飾しています。

■「slowly(ゆっくり)」

speak slowly(ゆっくり話す)

副詞の「slowly」は「speak」という動詞を修飾しています。

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